内臓脂肪 〜医療情報 雑学サーチ

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■内臓脂肪

人間の体につく脂肪。
ないと困るけれど、ありすぎても困るという代物。
その脂肪の種類には、内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。
見た目に表れるので、肥満の原因と悪者にされてしまいがちなのは皮下脂肪ですが、
実は、外側には見えない内臓脂肪の方がもっと深刻なものなのです。
内臓脂肪は、皮下脂肪よりも生活習慣病の原因になりやすいのです。
そんな困った脂肪「内臓脂肪」について解説します。

■皮下脂肪と内臓脂肪の違いは?
皮膚のすぐ下につくのが皮下脂肪で、内臓の周りにつくのが内臓脂肪です。
お腹の辺りや腕、足などで肉をつまむことができたりしますよね?それが皮下脂肪です。
つまんで何cmあったらキケンという指標が確かあったように思います。
目に見えて実感できるのが皮下脂肪ですが、それに比べて、目に見える形で分からない、
内臓の部分につくのが内臓脂肪なので、見た目には痩せていても
それは皮下脂肪がついていないだけで、内臓脂肪がついているという人もいます。

内臓脂肪は、お腹まわりの筋肉(腹筋)と内臓の間につきます。
そのため、CTスキャンなどで断面映像をチェックしない限り分からないので、
普段はウェストサイズで判断するぐらいしかチェック方法はなさそうです。
内臓脂肪は、男性の方が女性より腹筋が発達しているので、
体質的に内臓脂肪がつきやすいというようになっています。
内臓脂肪は、筋肉を動かす熱源として使われるので、
脂肪酸の出し入れがしやすく、代謝が活発です。
ということは、皮下脂肪と比べて、
運動などである程度までは楽に落とすことができるということになりますね。

男性と女性では、筋肉が男性の方が多い体質になるので、
体脂肪率が同じ男性と女性であれば、
男性の方が女性より内臓脂肪が多くついているということになります。
男性が中年を迎えるとお腹周りが出てくるというのは、このせいなのですよ。
男性の場合ウェストサイズが85cm以上、女性の場合は90cm以上あれば、
内臓脂肪が多いかな?という可能性があります。

男性の方で、お腹回りが結構ある割に手で皮下脂肪がつまめないようであれば、
内臓脂肪の可能性が大なのです。
男性用のスーツのサイズで言えば、Y体を着ている人、
A体を着ている人はA7以下ならセーフです。
AB体、BB体、E体の人は要注意といったところでしょうか。



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●内臓脂肪が増えるとどうなるの●
生活習慣病の原因となったりで、実は皮下脂肪よりも怖い「内臓脂肪」。
では、内臓脂肪が増えてしまうとどうなるのでしょうか?
内臓脂肪が原因で起こりやすくなるといわれる生活習慣病やその他の病気、病気や体の不調を防ぐために、
内臓脂肪を減らすにはどうしたらいいのでしょうか?
内臓脂肪にが増えるとどうなるかと、内臓脂肪を減らすにはどうしたらいいか、解説します。

■内臓脂肪が増えるとどうなるの?
内臓脂肪は、内臓脂肪チェック付の脂肪計で測定します。
体重計などを製造販売しているメーカー「タニタ(TANITA)」の基準によると、
レベル9以下を「標準」、レベル10〜14を「やや過剰」、レベル15以上を「過剰」としています。
「やや過剰」の場合は、カロリー制限と適度な運動による減量が必要なレベル、
「過剰」は食事制限と積極的な運動でかなりの減量が必要というレベルでという位置づけです。
内臓脂肪がつき過ぎると、生活習慣病と言われる病気を併発させやすくなります。
具体的に言うと、内臓脂肪が原因で起こる生活習慣病には次のような病気があります。
・糖尿病→肥満や過食が原因。血糖値が高くなり、血管や神経に悪影響を及ぼす。
・高血圧症→血圧が高くなる。内臓脂肪型肥満の人に多い。
・血栓症→血液中の中性脂肪の増加により善玉コレステロールが低下し、血管へ悪影響を及ぼす。
上記の病気になると、今度はそれが原因で動脈硬化を併発しやすくなります。
動脈硬化というのは、血管の内側の壁に、コレステロールが付着して、
血管が細くなるために、血液の流れが悪くなり詰まりやすくなるという症状のことを言います。
動脈硬化をおこすと、更に、脳血管障害(脳梗塞など)、心臓血管障害(心筋梗塞など)、
下肢動脈硬化症(下肢壊疽など)などの病気に引き起こしやすくなってしまうのです。
内臓脂肪がつき過ぎるのは、体に害を及ぼすこと間違いなし!というほど悪いことばかりですね。
また、内臓脂肪が原因で起きる病気にはこんなものもあります。
・乳がん
・睡眠時無呼吸症候群
・脂肪肝
・胆石
・子宮体がん
・変形性関節症
・通風

■内臓脂肪を減らす方法
内臓脂肪は、皮下脂肪と違って、意外と落ちやすいのです。
内臓脂肪はつきやすいけれど、落ちるのも早いので、運動によって計画的に減らすことが可能です。
有酸素運動やバランスの取れた食事によって減量することができます。
内臓脂肪は、腹筋につくものだから、腹筋を鍛えればいい?と思われがちですが、
腹筋を鍛えても内臓脂肪を減らす効果は期待したほどありません。
一番有効なのは、やはり有酸素運動です。
有酸素運動は、脂肪を燃焼させるのですが、燃焼させる順番としては、まず内臓脂肪、
その次に皮下脂肪という順番で燃焼させます。
有酸素運動は、20〜30分以上持続して行わないと、脂肪が燃焼されないと言われていますが、
実は、30分間の運動を1回行うよりは、10分間の運動を5回行った方が相対的には燃焼した脂肪量は多くなります。
無理して30分間運動を行うよりも、1日に何回か短い時間運動した方が気持ち的には楽ですよね。
自分のやりやすい運動方法で、無理なく内臓脂肪を燃やして、健康な体作りをしましょう。

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